ご葬儀お役立ちコラム

戒名って何?

葬儀には、よく分からないけれど昔からそういうものだと思っている事がたくさんあります。その中の一つが戒名。

「戒名をつけないとお葬式はできませんか?」
「戒名って、つけてもらう意味あるのですか?」
「戒名って必要ですか?」
こういった質問を受ける事があります。

戒名が必要かどうかについては、葬儀社がとやかく言うような話ではありませんが、そもそも戒名とは何なのか?と言うことをお話し致します。

現在戒名とは、あの世で仏弟子となって修行をしていく故人につけられる名前の事を言います。
しかし、実はこの戒名、元々はお亡くなりになってから授かるものではなく、生前に俗世を捨て、仏教に帰依入信した方がその証として授かるものでした。
つまり、戒名を授かるということは、僧侶になるという事なんです。
生前に戒名をもらい損なった方に、せめて最期くらいはと、お葬式の際に戒名を授かっていた名残が現在に引き継がれています。

戒名の必要性がよく分からないという方は、戒名とは何なのか?という事を知った上で必要なのかどうかという事をご検討されるのが良いでしょう。
仏教に対して熱心だった方にとっては、戒名を授かる事は、お亡くなりになってから僧侶になる事を意味するので有難い事でしょうね。

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