諦めない支出削減（中編）

前回の続き
皆さんは「所得控除」についてどのくらいご存知でしょうか？
多くの方が、よく分からない、とお答えになるのだろうと思いますが、知らないと損をする可能性がある事です。
なるべく分かりやすくお伝えしていきますので、是非諦めずに読んでください。

私たち国民には、それぞれの所得に応じた税金を納める義務があります。
しかし、仮に同じ金額の収入がある複数の家庭があったとしても、各家庭における生活事情は様々です。
独身の方、結婚してお子さんがいらっしゃる方、高齢のご両親と同居をしている方、ひとり親でお子さんを育てていらっしゃる方など生活事情をあげるとキリがありません。

国としては所得税金額を計算する際に、上記のような様々な個人的事情を加味して税金負担を緩和する仕組みを作っています。
それが「所得控除」です。
国が準備している所得控除の要件にあてはまる事情がある場合、自分自身でそれを申告することによって支払うべき税金を少なくする事が出来ます。

この所得控除の要件の中で、多くの方が上手に活用しきれていないのが「扶養控除」です。


所得控除の種類は下記の通りです。
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雑損控除、医療費控除、社会保険料控除、 小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除、 地震保険料控除、寄附金控除、障害者控除、寡婦控除、ひとり親控除、勤労学生控除、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除、基礎控除
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