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葬式用語集・豆知識
【略式数珠と本式数珠】
2023/02/13

【略式数珠と本式数珠】
栃木県小山市でお別れのお手伝いをさせていただいております、小山あんしん葬祭です。
御葬儀や法事などに持参される数珠(じゅず)。
数珠は念仏を唱える際に何回唱えたかを数えるために用いられ、念ずるときに用いる珠(たま)の意味から、【念珠(ねんじゅ)】とも呼ばれています。
108個の珠数は、煩悩の数を表していると言われています。
人間の煩悩を念珠が引き受け、打ち消してくれるとされ、厄除けやお守りとして身に着けられてきました。
数珠には大きく分けて二種類の形があります。
一つ目は、【略式数珠】。
宗派を問わない一重の数珠のことです。
略式の数珠はお釈迦様が愛用されていた菩提樹の数珠を六人の高弟に分け与えたのが始まりとされ、108の数を2で割った54個、3で割った36個、4で割った27個、6で割った18個がよく使用されています。
色の決まりはないため、好きな色を選ばれて大丈夫です。
二つ目は、【本式数珠】。
本式数珠は、二重の数珠で各宗派によって形式が決まっています。
小山あんしん葬祭では、ご葬儀に関するご相談を承っております。
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