ご葬儀お役立ちコラム
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そんなに親交が深くなかった方の葬儀
お葬式のマナー・作法
2021/09/21
こんにちは、栃木県小山市の葬儀社、小山あんしん葬祭です。
今回はご葬儀についてのマナー、参列するかどうかの基準についてお話し致します。
知り合いの方、またはその身内の方が亡くなったという訃報を耳にした際に、葬儀に行くべきなのかどうなのかを、迷った瞬間を経験したことのある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
故人やそのご遺族の事を知ってはいるのだけれども、特別親交が深かったわけでもなく、かといって全くの他人という訳でもない。
以前親交はあったけれど、最近は全く連絡をとったりもしていなかった。
また、仕事の上で少し付き合いがあるなど、微妙な位置関係の知人は意外と多いものです。
そういった知人や知人の親族に不幸事があった場合の対応をどうすればいいのか、悩んでしまうケースもあるでしょう。
葬儀には参列しなければならないという法律や決まりがある訳ではありません。
しかし昔から日本には、村八分という言葉があります。
そんなに忌み嫌っている仲だとしても、火事と葬儀の時だけは協力し合う。
以前は葬儀社という仕事が存在していなかったという事もありますが、葬儀は近隣住民が協力し合って執り行うというものでした。
その為、よっぽどの理由がないにも関わらず葬儀に参加しないという事は義理を欠く行為として受け止められていました。
現代においても、葬儀に参列するのかどうかについては、参列しない事によって義理を欠かないか?という事に焦点が当てられます。
では、そんなに親交の深くない方の葬儀について、参列する・参列しない、の線引きは何なのか?
それは、
悩むくらいの仲であれば参列する、です。
実際、本当に縁遠い方の場合、そもそも葬儀に参列するという発想には行きつきません。
何故なら、その葬儀に参列しなかったとしても義理を欠く事にはならないと瞬間的に判断しているからです。
逆に、参列しないと義理を欠くかもしれないと思うから悩むのです。
悩んだ時点で気持ちの中では参列しておいた方が良いという判断をしている訳なんです。
だから、悩んだら参列という基準を持つと良いでしょう。
また、参列しなかった場合、後々その事を後悔し、香典を後送するという方もいらっしゃいます。
後々まで後悔するかもしれないという事も踏まえ、悩んだら参列する事をお勧めいたします。
葬儀は相互扶助のものですので、助けてもらった分はいつかお返しするという信義の上に成り立っています。
葬儀の喪主の方は、知り合いが葬儀に来てくれると感謝の念を覚えるでしょう。
皆さん自身が喪主の立場となった時は来てくれた知人に対して感謝するはずです。
日本人として、人と人の繋がりや縁、そして義を大切にしましょう。
葬儀に参列するといっても、親交がそこまで深くないと感じている知人の場合、お通夜式もしくは告別式のどちらかだけで十分です。
また昨今のコロナ禍の影響のため、家族葬という形式をとっているご葬儀が多くなっています。
それは小山市内においても同様です。
小山市内にある小山聖苑でも、一般弔問客用の焼香台が葬儀式場の外に設けられおり、記帳・受付をして、焼香をしたら各自散会。
その後家族のみでお通夜式、葬儀・告別式を執り行う等流れが一般的です。
以前のように、葬儀に参列すると式が終わるまで会場に居なければならずなかなか時間の確保が難しい、という時代ではなく、今は一般会葬者の会場滞在時間は5分〜10分ほどですので時間的な負担も少なくなっています。
また家族葬の為、一般の参列をお断りしている場合もあります。
だからといって弔問に訪れてはいけないという事ではありませんが、ご遺族に確認が必要です。
小山市ので家族葬・ご葬儀の事なら