ご葬儀お役立ちコラム

【 家族葬 注意すべきポイント! 】

こんにちは、小山聖苑葬儀受付店の小山あんしん葬祭です。

今回は最近のご葬儀で主流になりつつある「家族葬」について注意すべきポイントについてお伝え致します。

 

家族葬とは

家族葬とは、友人や会社関係、ご近所の知人等を招かずに、家族及び近しい親族のみで執り行うご葬儀のことを言います。

基本的には少人数、小規模なご葬儀となるケースが多いです。

 

昨今、家族葬を選択する方の割合は首都圏が最も多く5割を越えており、全国的にみても平均で3割程度は家族葬を選択されているそうです。

弊社小山あんしん葬祭でも4割程度は家族葬でのご葬儀です。

小山市内の他社葬儀社からも、家族葬が増えたという声をよく聞きます。

 

家族葬を選択される方が増えてきた背景として下記の理由が挙げられます。

・転勤や引っ越し等で地元を離れることを起因とする地域コミュニティーの希薄化

・インターネット普及による葬儀情報の透明化

・新型コロナウイルス蔓延防止のための大規模集会規制とソーシャルディスタンス

・将来への不安による、支出の抑制

 

上記はほんの一例ですが、葬儀というものが小規模化しているのは間違いありません。

 

 

さて、そんな家族葬において最も注意が必要なのは、「誰が参列するのか?」ということです。

 

後々のトラブルを避けるためにも、

・葬儀に招く人と招かない人の選別

・葬儀に招かない人への伝え方

という2点がポイントになります。

 

 

家族葬には誰が参加するのか?

家族葬はどの親類までを招くのかによってその規模が変わってきます。

『規模10名程度』
故人の配偶者+その子供と配偶者・親・孫

 

『規模20名程度』

上記+故人の兄弟姉妹とその配偶者

 

『規模30名程度』

上記+個人の従兄弟・甥・姪

 

 

人数か少ない程、参列者への対応や配慮に割く時間も少なくなり、故人とゆっくり過ごす時間が長くなります。

 

 

家族葬にて執り行うことへの了承を得る

どの範囲までの親族を呼ぶのかについては最終的に施主(葬儀代金を支払う人)が決める事ではありますが、ご親族の方々も最後のお別れをしたいという気持ちをお持ちです。

 

ご親族の理解を得るためにも、事前に家族葬にて葬儀を執り行う事の説明を行い、了承を得ておくことが必要です。

 

そうしなかった場合、「なぜ身内なのに葬儀に呼ばれないのか?」という不満を受けてしまう可能性があります。

 

 

参加を遠慮してもらう場合は明確に伝える

家族葬への参加を遠慮してもらう場合には、その旨を明確に伝える必要があります。

 

訃報の中で、

「誠に勝手ながら、通夜ならびに告別式は近親者のみで行うため、弔問等はご遠慮いただく様願い致します。」

と記載し参加不要の意思を明確に伝えましょう。

 

もしかすると、参加不要の意思を伝える事が心苦しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、新型コロナウイルス感染症蔓延防止も鑑みて葬儀への参加を見送る方も多い為、むしろはっきりと参加不要の意思を伝えておいた方がお互いにとって良いでしょう。

 

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