ご葬儀お役立ちコラム

終活のステップ2 エンディングノート

こんにちは、栃木県小山市の葬儀社、小山あんしん葬祭です。



皆さんは終活という言葉をご存知でしょうか?

私は15年ほど前からこの終活という言葉を耳にする様になりました。
言葉は聞いたことはあるけれど、具体的にはよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

簡単に説明してしまうと、自分の死に備えて予め準備する事を言います。

終活と一言で言ってもやるべき事は多岐に渡ります。

具体的には下記の様な内容について考えていかなければなりません。
・医療
・介護
・保険
・相続
・葬儀
・お墓
・遺品整理

考えておかなければならない事を改めて目を向けてみると、その項目の多さにうんざりしてしまうかもしれませんね。
そして何からはじめたらいいのかと、頭の中が混乱してしまう方もいらっしゃるでしょう。


頭の中の混乱を解消するためには、エンディングノートを活用することがオススメです。

エンディングノートと聞くと、自分の葬儀とそれ以後に関連する事だけを思い浮かべる方が多い様です。

・葬儀は事前相談をしている〇〇葬儀社にて
・家族葬にしてほしいけれど、幼馴染みの△△さんと□□さんは呼んでほしい
・遺骨は海に散骨してほしい

などですね。


しかし
・人生の最後は自宅で迎えたいのか?病院なのか?
・延命治療を望むのか?

など、そんな事は考えてもみなかったという様な項目もたくさんあります。



生前の元気なうちから準備が必要だったり、家族に事前にしっかりと伝えておかなければならない事もあり、考えるべき項目は盛り沢山です。



そのため、終活においてはエンディングノートを書いてみるのが良いと言われています。



エンディングノートに自分自身の希望を記入していくと諸々のことが整理しやすくなりますが、実際に書いた事のある方はごく一部です。

実際にエンディングノートを手に取ってみたけれど、難しくて何を書いていいのか分からない。そんな方の方が多数派です。

しかし、エンディングノートを書くにはコツがある、というのをご存知でしょうか?
エンディングノートに限らず、慣れていないことを手がけるにあたってのコツは、気負いすぎない事です。
一気に書き上げてしまうのではなく、じっくり時間をかけて書き上げる方が良いでしょう。




エンディングノートを書く際は、最初のページから書き始めるのではなく、
まずは目次を見て書けそうな項目から書いていきましょう。



一つの項目への記入ができたら、一旦休憩して再度目次を眺めます。
そしてまた記入できそうな項目があれば記入してみる。
記入が終わったら一旦休憩。



ちなみに休憩の時間は10分でもいいですし、1日でも構いません。



これを無理のないタイミングで続けていくとエンディングノートの記入も比較的苦にならず進める事ができます。




エンディングノートを書いてみると、自分自身についての気づきや発見があり、人生のやり残しや後悔を減らす事もできます。

年配の方だけでなく若い世代の方々にもおすすめです。

人の寿命には必ず終わりがあります。



限られた時間の中で、自分自身がやりたいこと、両親や配偶者、子供、祖父母にしてあげたいこと等鋭角にする事により、自分自身の人生の時間をより濃厚なものにする事が出来ます。



 



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