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小山市在住外国人の方の葬儀
時事ネタ
2021/06/29
人口約155,000人の小山市は、2021年5月時点で、73カ国 約7,000人の外国人の方が住んでおり、全国的にも多国籍な街です。
最も多いのはブラジル人の方で約1,100人。
次に多いのがフィリピン人の方が約780人、その後ベトナム、パキスタン、中国と続きます。
小山あんしん葬祭でも年に数件の外国人の方のご葬儀のお手伝いをする事があります。
その際、さまざまな国のさまざまな宗教儀礼に則ったご葬儀を執り行います。
それぞれの国や宗教によって葬儀の形式は様々です。
日本では多くの方が仏教式でご葬儀を執り行いますが、同じ仏教でも日本と海外の仏教は全く別物です。
昨日はカンボジア国籍の方のご葬儀をお手伝いしました。
カンボジアは仏教国なので、ご葬儀も仏教式。
4名の僧侶の方々が棺を囲むように着座され、変わるがわる交代で読経されていらっしゃいました。
日本の葬儀の際に唱えられるどちらかというと重低音のイメージのある仏教の読経(宗派にもよりますが)と比べると、カンボジアの僧侶の方々の読経は少し声のトーンが高く、かなり雰囲気が異なるものでした。
そのため、ご葬儀そのものの雰囲気も、日本の仏式葬儀とは全く異なるものでした。
国や宗教が違えば、葬儀の雰囲気もガラリと変わるのだなと改めて感じました。
小山市在住の外国人の方がお亡くなりになった場合、ご家族が海外にいらっしゃる為、葬儀にご家族が参列できない場合もあります。
その為、祖国のご遺族からご葬儀の様子を伝えてほしいと依頼された参列者の方々数名が、ご葬儀の様子をずっとスマートフォンで撮影し、ライブ配信していたのも印象的でした。
他にも、小山市内のタイ、ブラジル、ネパールの方々など様々な国の方々のご葬儀をお手伝いさせて頂きましたが、日本との違いにいつも驚かされます。
小山市ので家族葬・ご葬儀の事なら