ご葬儀お役立ちコラム

葬式用語集・豆知識
友引
2020/10/26

みなさんは日々の生活の中で六曜(大安、仏滅など)を意識する機会はどれらいありますか?
世の中には様々な業界がありますが、その業界によっては六曜を常に意識している業界があります。

私共葬儀業界はその一つです。
葬儀業界がもっとも意識を向けるのは「友引」なんです。

友引にはお葬式を行わないのが小山市では一般的です。
友引とは暦(カレンダー)に記されているその日の運勢を占うもので、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種類の中の一つです。
仏滅に結婚式をあげない、友引にお葬式をしないなど、この六曜は、今日の日本においてとても影響力の強いものになっていますが、本来は単なる占いでしかなく、仏教との関連はありません。
六曜は中国でつくられたと言われており、友引はもともと「共引」と書かれて、何ごとをしても勝ち負けがないと言われる日でした。時代と共に共引は友引と書かれるようになり、「友を引く」、「友を連れていく」と読める事から、お葬式をするには縁起が悪いと言われるようになりました。
それが根強く残っているため、友引にお葬式をしてはならないと思いがちですが、決してそうではありません。

ひと昔前までは仏滅に結婚式を挙げる人はいませんでしたが、最近では仏滅に結婚式を挙げると料金が安くなるため、仏滅に結婚式を挙げる人が増えています。
そのうち友引でもお葬式をするような時代が来るのかも、なのですが、実は友引でもお葬式も行う地域があります。

小山市では、火葬場(小山聖苑)が友引の日に休館日になっているので、お葬式を行いませんが、実際問題として、火葬場が休みでなければ友引でもお葬式を行って問題ないんです。
因みに、福岡県福岡市にある火葬場は友引の日も火葬を行っていますので、もちろんお葬式も行っています。


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