ご葬儀お役立ちコラム
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葬儀までの流れ、葬儀当日(告別式)の流れを事前に知っておこう
お葬式のマナー・作法
2019/08/01
葬儀に参列したことはあっても、葬儀を行うのは初めてという方も多いのではないでしょうか。
葬儀を行う立場になるのは急なことが多いです。
突然のことに困ってしまわないように、ご逝去から葬儀までの流れや注意点、葬儀内容や流れについて確認しておきましょう。
逝去から葬儀までの流れ、そのなかでの注意点とは
逝去から葬儀前日(通夜)までの流れをご紹介します。
【1】死亡宣告、死亡診断書を受け取る
現在は病院で亡くなる方が大部分です。
病院で亡くなった時には、看護師がご遺体を清め、闘病の跡や傷口をカバーするエンゼルケアを施してくれます。
医師から死亡診断書を受け取ります。
【2】葬儀会社に連絡をして遺体を搬送する
逝去後はそのまま病院にいることはできませんので、葬儀会社へ連絡して遺体の搬送を依頼する必要があります。
早いところだと2時間程度で、搬送することを求められる場合もあります。
依頼する葬儀会社が決まっていない場合は病院から紹介を受けることもできます。
まずは自宅への搬送だけを依頼し、葬儀は別の葬儀会社へ依頼するということも可能です。
【3】遺体の安置
安置場所は自宅や斎場の安置室などになります。
自宅へ安置する場合はご遺体を寝かせる布団や枕飾り、遺体が傷むのを防ぐためのドライアイスなどの準備も必要です。
【4】親族や親しい友人へ訃報を伝える
親族や親しい友人などへ故人の訃報を伝えます。
故人が会社員の場合は職場への連絡も必要です。
【5】葬儀会社と葬儀内容の打ち合わせ
葬儀会社と葬儀についての打ち合わせを行います。
日程、場所、内容、費用などを決定していきます。
日程が決まれば親族やお寺へ葬儀の連絡をします。
【6】湯灌、納棺
通夜の前には故人の遺体を清めて棺に納める湯灌(ゆかん)・納棺の儀を行います。
故人の身体を清めたり髪を整えたりし、死に装束を着せて棺に納めます。
【7】通夜式
葬儀の前日に通夜式を行います。
亡くなった日の翌日18~19時頃から行うことが多いです。
通夜では僧侶の読経、焼香などを行い故人を供養します。
突然の訃報にショックを受け悲しみの中、すぐに遺体の搬送、葬儀の打ち合わせが必要となります。
亡くなった翌日には通夜、その次の日には葬儀を行うというスケジュールが多く、喪主はとても忙しいです。
もしもの際に依頼する葬儀会社や遺体の安置場所、葬儀の内容などを事前に相談や検討しておけると良いですね。
昔は事前に葬儀の準備をすることは不謹慎と言われがちでしたが、現在ではそんなことはありません。
事前に少しでも準備や心構えをしておくことで、故人との最後の時間を大切に過ごすことができます。
葬儀(告別式)の流れも知っておこう
通夜の翌日には葬儀(告別式)が行われます。
告別式の流れについてもご紹介します。
【1】受付
参列者が受付にて名簿に記名をし、香典を渡します。
受付や会計係は親族や友人に依頼することもあれば、葬儀会社の方で担当してくれることもあります。
【2】僧侶入場、読経
僧侶が会場に入場し、故人を供養するための読経が行われます。
参列者は静かに故人の冥福を祈ります。
【3】弔辞、弔電披露
弔辞は事前に1~3人に依頼(上司、友人、知人、孫など)。
葬儀の進行と合わせて、どこに取り入れるかも葬儀社と相談しておきます。
弔電は葬儀の進行係が数通読み上げ、残りはお名前のみの披露となるのが一般的です。
【4】読経、焼香
僧侶の読経の中、焼香が行われます。
故人との関係が深い喪主、家族、親族、友人の順に行います。
【5】喪主挨拶
僧侶が退場した後、喪主が参列者に挨拶をして告別式が終了します。
【6】出棺、火葬、骨上げ
告別式の後は棺を霊柩車で火葬場へ運び(出棺)、火葬を行います。
遺族や親族、親しい友人はバスなどで火葬場へ移動して火葬中は控室にて待機し、火葬後は骨上げを行い遺骨を骨壷に納めます。
まとめ
・逝去後はとても短い時間でご遺体の搬送や葬儀の準備をする必要があります。大切な方を亡くされたショックの中、このような手配を一から行うのはとても大変なことです。
・事前に準備や葬儀の流れを知り、少しでも準備をしておきましょう。葬儀の準備を事前にすることは不謹慎なことではなく、故人との最後の時間を大切に過ごすための準備の一つです。
・病院で亡くなった場合はすぐに安置場所へ搬送することを求められます。葬儀会社へ搬送を依頼し、遺体の安置、親族などへ訃報の連絡を入れるのと並行して葬儀の打ち合わせを行います。
・通夜は亡くなった次の日の夜に行うことが多いです。通夜の前には故人の遺体を清めて棺に納める湯灌・納棺の儀を行います。通夜では読経、焼香を行い故人の冥福を祈ります。
・葬儀(告別式)では、受付、読経、弔辞・弔電、読経・焼香、喪主挨拶、という順での流れになります。告別式の後は火葬場へ移動して火葬、骨上げを行います。
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