ご葬儀お役立ちコラム

家族葬
家族葬は得なのか?損なのか?
2021/07/27

こんにちは、栃木県小山市の葬儀会社「小山あんしん葬祭」です。

昨今葬儀に関するお問い合わせの中で、家族葬に関するご質問はとても多いと感じています。

インターネットや書籍においても家族葬を推奨するものをよく目にする様になっていますし、葬儀業界において、小山市だけではなく全国的に家族葬はブームになっていると言っても過言ではありません。

そもそも家族葬とは、

大人数が集まる盛大な葬儀こそ本来の葬儀だとしていた時期に、少人数の葬儀はそのニーズこそあってもなんとなく選択するのが躊躇われるものでした。

そんな中「家族葬」という言葉は、少人数の葬儀を瞬時にイメージし、盛大な葬儀でない事に負い目を感じる事なく選んで貰いやすくする為に葬儀会社が作った言葉です。

・近しい親族のみで執り行う葬儀

・会社、友人、ご近所の方々を呼ばない葬儀

・参列する人と人数が予め確定している葬儀



など似たような定義が色々と言われていますが、はっきりとこれが家族葬ですと決められたルールはありません。



ご遺族さえ問題なければ家族葬といっても友人が参列する事もできます。



 



では、家族葬は得なのか?損なのか?

家族葬は基本的に参列する人数が少人数であるため、



・使用する葬儀式場が小さく済む

・葬儀祭壇が大きくないので、葬儀祭壇に飾るお花の量が少なく済む

・返礼品の数が少なく済む

・お料理の数が少なく済む



などが一般の葬儀に比べあらゆるものが小さく、少なく済みます。



なので、葬儀にかかる総額の費用も安くなる傾向にあり、家族葬はリーズナブルな葬儀とも言えます。

しかし反面、一般の会葬者がいない為、いただける香典収入の金額も少なくなってしまうのも事実。
葬儀の内容によっては、一般の方々に参列頂く葬儀の方がご遺族の手出し金額が少なくなるという場合は大いにあります。




また、同じ家族葬と言っても葬儀社によって金額設定は様々です。



葬儀社によって提供しているサービスが異なりますので、金額も異なるのは当然と言えば当然でしょう。



ですので、一様に「家族葬=葬儀費用が安い」という訳ではありません。




事実、
「たった5人だけの家族葬だったのに、葬儀代金が100万円以上かかった。」
などというのは。よくある話です。



いずれにしても、
一般の会葬者の方々が多い葬儀の方が、少人数の家族葬よりも香典収入も多くなり、ご遺族が負担する葬儀費用の実質負担金額は小さくなります。




しかし家族葬の最大のメリットは、
近しい親族のみで葬儀を執り行うため、一般会葬者の方々への対応等に気を配る必要がなく、家族だけでゆっくりと故人と過ごす最後の時間を持つことが出来ることです。



葬儀の金額と故人との最後の時間、このバランスをうまく調整できた葬儀こそ、最も納得感の高い葬儀となります。



単純な金額の損得だけでなく、故人との最後の時間の過ごし方まで踏まえ、納得感の高い葬儀にする為にも、予め事前相談はしておくべきでしょう。




葬儀で損をしない為にはやはり事前相談が重要です。



 




小山市ので家族葬・ご葬儀の事なら