ご葬儀お役立ちコラム

お葬式の事前準備
変わりゆく葬儀1 料理振舞い
2020/12/14

コロナ禍の最中、社会全体がさまざまな変化を余儀なくされています。葬儀業界においても例外ではありません。今回は料理振舞の変化についてお話しします。

葬儀において参列者の方々に料理を振る舞うタイミングは、お通夜式の後と、告別式が終わり小山聖苑にて火葬をしている約1時間の時間での二つです。
お通夜式の後に振舞うお料理の事を「通夜振舞い」、告別式の後に振舞うお料理を「精進落とし」と呼んでいます。
通夜振舞いはオードブルとお寿司、精進落としは懐石料理というのが一般的な形式で、お料理の内容にもよりますが、一人分あたり3,500円〜4,500円というのがおおよその予算目安です。

しかしこれは過去の話。
では現在どうなっているか?
結論から言うと全てお弁当形式に変わってしまいました。勿論コロナの影響です。
以前は小山聖苑内にある会食場で通夜振舞いや精進落としを召し上がって頂いていましたが、現在三密を避けるため、小山聖苑内の会食場の使用が禁止になっています。
この為、お弁当にした折詰をお持ち帰りいただくと言うが今の形式となりました。
通夜振舞いや精進落としの代わりとしてお渡しするお弁当の一つあたりの予算は平均すると3,000円〜4,000円程度です。勿論、お弁当の中身次第ですので、1,000円未満のものもあります。

そして今、お弁当ではなく、グルメカタログという選択肢も出てきました。
食品でないので、頂いた方が保冷や賞味期限などの心配をしなくて良いと言うメリットがあります。

また、お弁当やお料理は余ったからといって返品できませんが、カタログギフトなら返品可能という御葬家側のメリットもあります。
葬儀業界は昔からの慣習を大切にする保守的な業界ではありますが、これからも時代の変化に合わせて、様々なことが変化してく事でしょう。

小山市での家族葬、ご葬儀の事なら
小山聖苑葬儀受付店
小山あんしん葬祭