ご葬儀お役立ちコラム

お葬式の事前準備
自宅でのご安置
2020/09/14

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病院や施設等でご家族がお亡くなりになった際、葬儀社や搬送会社から搬送先(御安置場所)を必ず尋ねられます。

ひと昔前までは、ご遺体はご葬儀の日にちまでご自宅にてご安置されることがほとんどでした。

ここ最近は自宅での安置スペースの問題等もあり、葬儀会館にてご安置するケースの方が多くなっていますが。しかし、ご葬儀までの最後のひと時を自宅で過ごさせてあげたいと、自宅での安置を希望されるケースも少なくありません。
今回はご自宅にて安置する場合の手順をご案内します。

ご遺体を自宅で安置する場合、仏間か座敷に布団を敷き、ご遺体を北枕に寝かせます。

北枕の由来は、お釈迦さまが入滅した時に頭を北にしていたからと言われています。

北枕が難しい場合は極楽浄土があるとされている西でも構いません。

次に枕飾りの準備をしますが、通常枕飾りの準備は葬儀社が行います。
枕飾り共に、浄水といわれるお水(コップに注いだお水)、山盛りご飯にお箸を立てた一膳飯(いっぱい飯)、枕団子をお供えします。このお供え物はご遺族が準備されることがほとんどです。

枕飾りが準備出来たら、僧侶を読んで枕経を読んでもらいます。

小山市、下野市、野木町でも、菩提寺(お付き合いのあるお寺)を持たない方も多数いらっしゃいますので、枕経を読んでもらうケースも少なくなっています。

実際は葬儀社がすべて段取りをするので皆さんが覚えておく必要はありませんのでご安心ください。

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